~恋に気付くとき~
夏休みが近付いた。


明日実から、家に寄らないかって誘われた。

「行きたいっ。でも部活は?」


「今日は珍しく休みだよっ。」


何か、嬉しいっ。
色々話したいし。


明日実とは同じ中学だから、家も同じ市内にあるんだけど。

中学のとき以来だから久し振りだな。

「リビングに行ってて。お茶持っていくからね。」


「お邪魔しま~すっ。」


リビングへ向うと、男の人がいた。

「あわわっ…。」

あたしは、慌ててしまった。


だって、その人は、裸…。

トランクスははいてたけど。


「明日実の友達?」

< 20 / 134 >

この作品をシェア

pagetop