君といたあの夏





面倒臭いしほんとのこと言っとけばいいよね!






するとタヌキさんは私の言葉が気に入らなかったのか真っ黒な目を釣り上げて






「じゃあもう雪斗先輩に近寄らないでくれる?ちょっと顔がいいからって簡単に近づいていいような人じゃないの。」





と言ってきた。







え、私今褒められた?嬉しいなぁ













・・・・・じゃなくて。







簡単に近づいちゃいけない人ってなによそれ笑





別に近づきたくて近づいた訳じゃないし私にとっては敵なのよあの性悪男は!!






ほんと失礼しちゃう!!!






そんなこと考えているとHRの始まりを告げるチャイムが鳴りみんな渋々席に戻っていった














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