Only Our Memory
一人になると駆琉のことを考える時間が増える。



目を覚ましてからは特に。



明日はどこに行こう?

いつも行ってたところってどこだろう?



そんな考えが頭の中を駆け巡る。



前までは気持ちが不安定で、ずっと泣いてたのに、

今は自然に笑っている自分がいる。



それはやっぱり駆琉がいるからだって思うから。



恥ずかしいから言わないけど、すっごい駆琉のこと好きなんだなって思う。



私の世界はきっと駆琉がいないと始まらないんだ。

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