赤黒いバラ
「桜…的はあれでしょ?仲上先生撃ったところで何もならないよ…。それはともかく。桜!お化け屋敷入ろう!」

「よし!小鳥遊先生と仲上先生も連行だ!」

と、無理矢理二人を引き連れてお化け屋敷にgo!

「将夜先生…嫌がりすぎです…。」

「だ…だって!絶対俺に何かされるじゃん!!」

小鳥遊先生と仲上先生がいると大抵の人は小鳥遊先生をいじる。

私の場合逆だけど。

お化け屋敷はやっぱり子供のクオリティで怖くはなかったが…

小鳥遊先生が足を捕まれたり、霧吹きを噴射されたり散々だった。

「小鳥遊先生。ドンマイ。」

「もういや…職員室帰る…」

と、帰っていった。

「ああ見えて将夜先生、お化け嫌いだからなぁ…小さい頃お化け屋敷に入って泣いて職員に迷惑かけるような子供だったらしい。それでも、これはないわな。」

そう言って仲上先生も消えていった。

時間はあっという間。

もうすぐ終わりの時間。
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