ねえ好きって言って 【完】

「にしても、女に興味なかった零太がここまで好きになる子ができるなんてね」




「そうだよな」




俺たちはなんだか可笑しくなって
二人して笑いあった。




凪とまた昔みたいに
戻れてよかった。




本当に凪には感謝してる。




「あっ！零太くん！ここにいたんだ~！」




「あ、恵恋」




トコトコと俺たちの所へやってきた。




あ~いちいち走り方とかも
可愛いんだけど。




「恵恋！おめでとう！幸せになれよ！」