監禁ダイアリー
遺品

あれから警察が達さんとこに入った。


理由は美緒の殺人事件の操作をするため。



しかし裁判で達さんは、有罪にならなかった。




「小田原美緒ちゃんの母親ですか?」


美緒の家に一人の警察官が訪ねた。



「そうです...

み、美緒に...何があったんですか!?」



彼女の母親は何も知らない。


ただ美緒は何者かに殺されたことくらいしか聞かされていない。




「捜査は終わりました。


ですのでこれをあなたに。



美緒ちゃんが死ぬまで書き続けていた日記です。



さぞかし辛い人生だったでしょう。


では私はこれで失礼」



と母親の返事も聞かず、彼女の家を閉めた警察官。



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