私の横に居る人
「やっと二人になれたな。」

ホッとした様な智樹の顔。

「これから式なのに、終わったような顔しているよ。」

私は茶化した。

「早く二人になりたかったんだ。」

智樹は私の手を取った。

「きれいだよ、悠。この先の人生ずっとそばに居るよ。」

改まって言われると、とっても嬉しい。

「ダメだよ。泣いちゃうじゃない。」

そんな時、式の担当の係りの人から声がかかる。

二人で微笑み合った。





















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