GET!~アイツを振り向かせたい気持ちは120%~
「まぁねっ。部員とどんなのを作るかっていう話をしたり、ほら、家で作るのにも練習になるじゃん?好きな人にいいもの作るために、みんな頑張ってるんだよ」
プリントが手元に届いて、そのまま城薗との話は終わった。
頑張ってる中に、城薗も含まれてんだよな、きっと。
シャーペンを置いて一息つく。一通り問題が解けた俺は、チラッと城薗を見る。
変顔並みに悩んでる表情を見ると、まだ解き終わってないようだ。
…………もう少し待つか。
そう思いながら、ふいに前を見ると、教卓にいる石田と目があった。何やらニヤニヤしてる奴。
……もしかして、俺の行動バレてる?
そう思っていると、石田が俺の席に近づいてきた。
「ふっ、頑張れー」
ビンゴ。
石田の奴、俺が城薗を待ってることに気づいてんじゃん。
あー、嫌だ。
早く終われよ、城薗。
そんなことを思いながら10分経過した。