シンデレラに恋のカクテル・マジック
「パフォーマンスしていて気持ちよかったよ」
興奮気味の永輝の言葉に、菜々は嬉しくなる。
「そう言ってもらえてよかったです」
「打てば響くって言うか……すごく息が合っていたと思わないか? 毎日がんばって練習した甲斐があったな。明日の本番もこの調子でいこうね」
「はい」
菜々はホッとして肩の力を抜いた。緊張していないつもりだったけど、やはり初めて人前でパフォーマンスをしたので、知らないうちに力が入っていたのかもしれない。
やがて拍手が落ち着き、バーは通常の営業モードに戻った。菜々が大樹から注文を受けたフライドポテトを揚げていると、カウンター席に座っていた高崎が永輝に話しかけた。今日は落ち着いたネイビーのワンピースを着ている。
「永輝さんが彼女にフレアを教えたんですか?」
「はい」
「永輝さんに教えてもらうと、短期間であんなに上手にできるようになるんですね。いいなぁ、私にも教えてほしいわ」
彼女がカウンターに両肘をついて顎を支え、上目遣いで永輝を見た。酔って潤んだ彼女の瞳は、同性の菜々から見てもドキンとするほど艶っぽい。
菜々がハラハラしながら見ていると、永輝が穏やかに微笑んで言った。
興奮気味の永輝の言葉に、菜々は嬉しくなる。
「そう言ってもらえてよかったです」
「打てば響くって言うか……すごく息が合っていたと思わないか? 毎日がんばって練習した甲斐があったな。明日の本番もこの調子でいこうね」
「はい」
菜々はホッとして肩の力を抜いた。緊張していないつもりだったけど、やはり初めて人前でパフォーマンスをしたので、知らないうちに力が入っていたのかもしれない。
やがて拍手が落ち着き、バーは通常の営業モードに戻った。菜々が大樹から注文を受けたフライドポテトを揚げていると、カウンター席に座っていた高崎が永輝に話しかけた。今日は落ち着いたネイビーのワンピースを着ている。
「永輝さんが彼女にフレアを教えたんですか?」
「はい」
「永輝さんに教えてもらうと、短期間であんなに上手にできるようになるんですね。いいなぁ、私にも教えてほしいわ」
彼女がカウンターに両肘をついて顎を支え、上目遣いで永輝を見た。酔って潤んだ彼女の瞳は、同性の菜々から見てもドキンとするほど艶っぽい。
菜々がハラハラしながら見ていると、永輝が穏やかに微笑んで言った。