イジワルな君に恋しました。
「そんな嬉しそうに放課後の委員会に行く人初めて見たわ」
「えへへ」
花香ちゃんの変なものを見るような目にも、今は何とも思わない。
確かに放課後にわざわざ残って委員会とか面倒くさいけど、奥村先輩がいるだけで楽しみに変わるんだ。
「もうほんと陽菜ってかわいすぎ。
翼先輩もここにハマったんでしょうね。
……黒田はほんとバカだわ」
「ん?何か言った?」
花香ちゃんがボソボソと呟いているように聞こえたけど、何を言っているか分からなかった。
聞き返すけど、首を横に振る。
「何でもない。委員会の仕事、ちゃんとするんだよ」
「はーい」
花香ちゃんに手を振って教室を出た。
確か会議室に集合だった気がする。