イジワルな君に恋しました。
「うぅっ……」
やっぱり卒業なんてしてほしくない。
そのまま卒業式は終わり、片づけを手伝わされた。
まだ涙もひいてないうちに片付けなんて、あっさりしすぎて私の心は追いつかなかった。
外からは卒業生のにぎやかな声が聞こえた。
あの中に翼先輩もいるんだよね。
会いたいな。
一緒に写真を撮りたい。
早く片付け終わりたい。
「陽菜、すごく終わりたそう」
「うん。花香ちゃんは違うの?」