イジワルな君に恋しました。
「陽菜ちゃん……白くて肌キレイ。
おまけに細くてあるものもあって……って何で叩くんだよ!」
「別に。お前が悪い」
「もしかして本気……だったり?」
いきなり奥村先輩が前田先輩の頭を思いっきり叩いた。
すごく良い音したし、痛そう……。
だけど前田先輩はヘラヘラ笑って、奥村先輩を見ている。
奥村先輩はそれには答えずに、自分のパーカーを脱いで私の肩にかけた。
「それ、着といて」
「え、でも……」
「いいから着ろ」
「はい……」
キツイ口調にビクッとしながらも、言われた通りパーカーを着る。