河童のダンディー
ある日、ヒロナは泣いていたの。
体育の授業で、ヒロナだけが
逆上がりができなくてね。
みんながヒロナをバカにするのよ。
えーーーん
えーーーん
ヒロナが池の淵で泣いていると、
ダンディーが池から現れて言うのよ。
「笑うヤツなんかほっとけ、
ヒロナはヒロナだからな」
でも
ヒロナは悔しくて悔しくて仕方ないの。
「なら、練習するしかねぇな」
そう言ってダンディーは木の枝で
鉄棒を作ってくれたのよ。
すっごく綺麗な木の鉄棒!
魔法みたいに作ってしまったのよ。
それからヒロナとダンディーの
練習が始まったの。