君のために歌う歌
陽翔が歌い終わると、今までにない、きゃあー!という黄色い歓声と拍手がわいた。
(すごい人気……。)
宙子も大きな拍手をしながら会場の熱気に少し圧倒されていた。
「影葉陽翔です。短い時間ですが楽しんでね。」
陽翔はそう言うと鼻眼鏡を指さし、
「1Cで人探しやってるからこっちもよろしく。」
そう言って笑った。歓声も少し笑った。
陽翔は鼻眼鏡を外した。
(それだけで、小さくきゃあと声が上がった。)
それを胸元にかけた。
鼻眼鏡なのにオシャレに見えるのが不思議である。
陽翔はチューニングをすると、次の曲に移った。
(すごい人気……。)
宙子も大きな拍手をしながら会場の熱気に少し圧倒されていた。
「影葉陽翔です。短い時間ですが楽しんでね。」
陽翔はそう言うと鼻眼鏡を指さし、
「1Cで人探しやってるからこっちもよろしく。」
そう言って笑った。歓声も少し笑った。
陽翔は鼻眼鏡を外した。
(それだけで、小さくきゃあと声が上がった。)
それを胸元にかけた。
鼻眼鏡なのにオシャレに見えるのが不思議である。
陽翔はチューニングをすると、次の曲に移った。