夜ー闇に隠された瞳の奥ー
「よし、今日はもう会えないだろうから一旦帰るぞ。」
成さんがそう言うと尚夏が本家に電話をかけて車を呼んだ。
「あの、じゃあ俺らはこれで。」
龍太たちはそう言って直気を迎えに行った。
……まてよ。あいつらのバイクどうしたっけ…。
「おい!」
俺が龍太と治矢を呼ぶと2人はピタリと止まってこちらを向いた。
「バイク。ないだろ。送ってくから直気連れてきたら来い」
俺がそう言うと2人は戸惑いながらもはい。と答えた。
尚夏に目をやると、わかってる。と言わんばかりの表情で車を一台追加させた。