私の仕事と結婚
「んっ…。」

ちくっとする鎖骨辺り。

「歩夢は俺の物。ちゃんと印もつけたし…。」

がばっと体を起こし、私に被さってきた。

「結婚しようね、歩夢。」

そう言って典弘は動き出した。

久しぶりの快感が体を駆け巡る。

典弘は優しく優しく、私を気遣って声をかけてくる。

「歩夢、こっち向いて。」

バックから突かれた後、うつぶせにのけ反った私の上から典弘が手を伸ばす。

簡単に仰向けにされると、ゆっくりとまた彼自身が私の中に入ってきた。

「大丈夫?」

典弘は私の耳元で囁いた。

ゆっくり頷く私を確認すると、典弘は激しく動き出した。

その後、何度イカされたんだろう。

結局私達が眠ったのは、朝方だった。










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