ジャスミン花
眠りに付いた私達

いつものように目覚ましが鳴った



ピッピッピッ--
夕方5時--

「んーっ、なんで?」

゛昨日間違えてセットしてもぉたんや"


ゆきを起こさないように私は直ぐに目覚ましを止めた

ゆきはまだ眠っていた
ゆきを一人布団に残して私は布団から出る



携帯を片手にソファーに座り、煙草に火を付ける


ゆぅはソファーで寝ていた

可愛い、可愛い顔して



火を付けた煙草をゆっくりと吐いた


沢山受信していたMailを私は返した

ブーブーといつものようになり続ける携帯


゛中川さん…一体なんやねんやろ…
本間にHP見て来たんかな…?"

なんて頭によぎった


Mailを返信していた

そんな事を考えているとゆきが起きて来た


「ぉ…はょう」
眠たそうな声でゆきはそう言って布団に座っていた

「あっ!ぉはょう」
笑って私はそぅ言う


ゆきは立ち上がりソファーの方へ来た

「愛、早いね」
目を擦りながらゆきはそう言った

「目冷めてな」

「そうなんだ」

「なぁ…ゆき…」


私はゆきに話そうとしていた


多分もぅ何を話すかゆきは想像付いてたと思う

内容までは分かってはないとは思うけど

私は決心した顔で言った

「相談あんねん…」
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