ジャスミン花
「どぅしたの?
何かあった??最近様子可笑しかったし」


心配そうにゆきは聞く


「うちの客で…中川さんって人おんねん」

「えっ!?」

ゆきも驚いていた

「もしかして…その人って…綺麗なハーフみたいな顔立ちした人…?」


「知ってんの?」

「こな間ラスト迄居た人でしょ?」

私は頷く

「関西弁で…顔立ちも…話し方も…あいつに似てるねん…」

ゆきは黙って聞いていた

「しかも…千葉の海アフターで連れて行かれて…」


「えっ!?どぅゆぅ事??」

「わからへん…でも初めからうち指名で来てて…HP見て可愛いって思ったから
って言うねん」

「千葉の海も辛い時あったら来るって言うてた…」


「ねぇ…それって…」

「わからへん…なんなんか」
「う゛ーん…でも余りにもって感じだよね」


「なんなんかなぁ…」


「聞いてみたりしたの?
どぅして千葉の海も
関西弁も」


「うぅん…聞いてへん」


「どうして…?」


「わからへん…でももしもそうでも…怖いねん…」


「そっか…ぢゃあっちから切り出すまではわからないね」


私は頷く


「よくわかんないね…
でも…私は…関係してるんぢゃないかって思ったよ」

「うちも…明日同伴する事なったし…」


「まぁ向こうの反応見てみたら?
でも…愛大丈夫?もしかして最近可笑しかったのはそれが理由?」


私は頷く
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