ジャスミン花
第二章:あいつとの関係
私はドン・キホーテに着いた


また沢山のタクシーに紛れ中川さんの黒のBMWが止まっていた


私は車に乗り込んだ


「ぉじゃましまぁーす」

「びっくりしたぁ」

私は笑った


車内の匂い…

かかってる曲はまだEXILE"だった


「ぢゃ行きますかぁ-。」

「何処へですか-?」

「内緒-。」

「またですかぁ-?」

意地悪そうにまた子供みたいな笑顔で笑った

車は走り出した


「ぢゃ任せますッ」

「ぁいょー。」

車内ばEXILE"だけが響いていた


私はまたあいつの事を考えていた

中川さんとどーゅう関係なのか…


そんな事ばかり頭によぎる
だけどその半面怖かった


゛覚悟したって決めてん″

そぅ思った
だけど結局浮かんで来て
頭の中が整理出来てなかった


車はスピードを上げてどんどん…あの場所へ行く


多分…あの場所…


それしかなかったから

あいつが言ってた場所…


何時間して…
また見た事ある風景へたどり着く


私は確信した

゛関係してるわ″

って……


ふっと車は止まった


「内緒って…いうた場所って…一回一緒に来たじゃないですかぁ」

笑う中川さん

「せやな…初めてアフターした日にな」
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