LONELY GUARDIAN―守り人は孤独と愛を歌う―


三度目。空気の裂ける音。


展開したままの障壁に、手応え。



バシッ!



安豊寺が息を呑む。


師央が震える声を絞り出す。



「銃声、聞こえないのに」



「サイレンサー付きの遠距離ライフルだろうな。狙われたのがオレじゃなきゃ、死んでる。でも、たぶん狙撃は終わりだ。直接攻撃の連中が来た」



オレが言い終わるより先に、マフラー音が聞こえ始めた。


閑静な住宅地をバイクの集団が爆走してくる。



安豊寺が吐き捨てるように言った。



「暴走族って、騒々しい。あんな音させて、どこがカッコいいの?」



「同感だな。下手くそが改造すると、あんな音にしかならない。無駄に重くなって、走行の性能も落ちる」


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