My school life 〜first love〜
まぁ暇なのは仕方ないか。俺の隣の席の人は休みだし。
でも一度も来ているのを見ていない。体調よく崩すのかな?

名前は、黒野雅〈クロノミヤビ〉か。
机の中のテキストに名前が書かれていた。
名前が書いてあるってことはいつもは来ているのかな。
3日しか来ていない俺は知ったこっちゃないけど。


「せんせー、ココどう訳すの?」

「ん? It's up to you. あぁこれは」
「…君次第、だよ。」

「えっ…?」

調子に乗ってる先生よりも先に答えてやった。
…なんか身の危険を感じる。もうチャイム鳴るし、外に行こうか。

「なぁんてね!んじゃバイバーイ!!」

弁当を持って優と教室を出る。



少しの静寂が怖い。

ドアを閉めたと同時に女子の叫び声がえげつなかった。
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