ハートブレイカー
「マナ・・・」
「・・・あっ」

口をつぐんでいても、喘ぎ声がもれ出てしまう。
そして、蓋をしていた彼への思いが、あふれ出てくる。

「マナ・・・」
「・・・き。あ、朔哉(さくや)・・・あいしてる・・・愛してる」

もうどうなってもいいと思った。
このまま彼にバラバラにされても構わない。
どこかへ飛んで行ってもいい。
彼に思いを伝えたから。

あ・・・くる。
眉間にしわをよせて、声を出さずに、ただ口を開けた。

「うっ、マナ・・・!」

そして彼の肩に爪を立てて・・・。

「く・・・はっ、はぁ・・・マナ・・・」

意識が遠のく寸前、彼が中で吐き出したのをうっすらと感じた。

いつの間にゴム、つけて・・・たの・・・。


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