あの頃のキミは

…凪くんは、どうしてこんなにも私をドキドキさせてくるんだろう…

あれかな

やっぱり。


私が女の子だって勘違いしちゃってたから…


その時ふと、それがバレてしまった時のことを思い出す。

『嫌と言うほどわからせてあげるよ…』

そう言って私の唇をなぞる凪くんの顔が思い浮かぶ。

ボンッ

今でもあの艶っぽい笑みを思い出すと、顔が熱くなる。

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