愛合傘Ⅱ~出会うことで始まる物語~
私は祖母と距離をはなした。
私…、皆に見られてる。
それが嫌だった。
『私と一緒に歩きたくないのね』
祖母は1人で歩き始めたが私は後を追わなかった。
私は口を尖らせて黙ったままだった。
両親が居ないのは仕方ないことなんだ。
だけど、昔の事を思い出してしまうと嫌になってしまう。
小学校の頃、私に両親が居ないという理由だけでいつもいじめられていた。
『こんな子に育てたつもりはないのに、どうしてこんな風になってしまったのか、あの子はこんな風にならなかったわ。』