私の身体と心
12
それからは慌ただしかった。

もちろん聡美と村木にはしつこく聞かれた。

「何?その急展開は…。」

聡美はとても心配してくれた。

「侑希は本当にそれで良いの?」

「うん。信じられないぐらい、自分が穏やかなんだよね。」

聡美は、ニッコリと笑ってくれた。

「それは嫌ってほど、侑希からダダ漏れだよ。侑希がそうしたいなら、私も安心。それで侑希の家にはいつ彼を連れていくの?」

「両親はいつでも良いって言うんだけど、結局、彼の都合で明日になった。」

「男としては一大勝負だな。」

いつの間にか、村木がやって来た。

「村木ももうすぐじゃないの?」

私は茶化してみた。
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