Heartless
‐友達‐
私は今日、学校へは行かない。
そう思いながら麻美は、いつも通りに支度した。
そう、今日は学校をサボるんだ。親に内緒で。
麻美の携帯に昨日の夜の9時頃に彩から電話がきた。
「話ぁるから少しだけ会ぇなぃ?」
と言われたので会ぅ事にした。

彩は学校の皆から嫌なつめたい目で見られていた。その為、彩は不登校になったのだ。そんな彩を麻美は、「もし彩が自分だったら」と考え、「友達になる」そう心に決めて友達になったのだ。

「麻美!!」
そう呼び声がした。
振り返ると彩がこっちに向かって手を振っていた。麻美も振り返す。
「何してたの?」彩が言う。
「もぅめっさ暇してた‐↓↓」
「そっか‐。でさ‐相談があるんだけど‥‥」
私は初めて彩に相談があると言われた。
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