「人」拾いました。拾われました。
「椎本さんもここに車置いて本邸の俺の部屋まで来てな」
「はい。」
稔の部屋は
いつ来ても変わらないの汚さ……
こいつは自分の物を極力他人に触らせることを嫌う
だったら部屋の掃除ぐらいしろよ!
「稔様、部屋の掃除はしたほうがよろしいですよ。彼女も部屋に呼べないような部屋は……」
「もぉ、椎本さんもうるさいな!」
「今回も椎本の言う通りだぞ。」
「今回も? 『も』ってなんなん!?」
「はいはい。わかったわかった。
とりあえず座って」
「なに話そらそうとしてんねん!!」
稔を無視して
3人は腰を落とした、
俺と椎本は今までのことを話した
「ふぅ〜ん。また、おじさんも微妙なことするな……。仕掛けてくるんかきいひんのか分からんやん!」
「ほんま狸やなぁー」
「椎本さんはどう思ってんの?」
確かに椎本に聞くのが1番正しい
普段なら椎本を連れてこない
こいつはこういう所はしっかりしているんだよな…
「そうですね。今の所は様子を見るほかな無いと思います。 私の見たところ蛍さんの行動に不自然様子を見ることはできませんでしたし。」
「俺も椎本の意見に賛成だ。」
「結局、動きよう無いな……」
「ですが、何を仕掛けてくるか分からないので登下校の際は弟を見張りにつけることにしました。」
「椎本さんの弟って……
確かに信頼は出来るけどなぁ……」
確かに親父の息の根が掛かってはいないが……。
「女の子となれば口説き始めるからなぁ……」
「……。」
「そのへんは大丈夫ですよ。仕事ですし。」