「人」拾いました。拾われました。





「蛍さん今日は一段とお綺麗ですね、」




「そんなことないですよ///。椎本さんありがとうございます」



今日の椎本の様子が少しおかしい


付き合いが長いから俺にはわかる

きっと、蛍は気づかないだろう





「佳祐はパーティーなのに珍しく楽しそうですね。」




「まぁ‥‥な。」

蛍がいなかったら、俺は確実に不機嫌なはずだ。




「認めるなんて、素直過ぎて怖いです、」



「佳祐って素直じゃないんですか?」



「はい。それはもうひねくれていて‥‥」





「ええぇー」


オロオロしている。かなり戸惑っているようだ





フォローでも入れとくか、俺も勘違いされてんのは嫌だしな、




「椎本、蛍で遊ぶな。」




「そうですね。まさか乗ってくれるとは思わなかったので(笑)」





「蛍は、まに受けてるぞ(笑)」




「嘘だったんですか!?」



そんな楽しく穏やかな時間を車で過ごした。




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