監禁するのが1番です
次に目が覚めたとき、私は窓一つないなんか豪華そうな部屋に寝かされていた。
わー、こんなふかふかでお肌に優しいベッド今まで触ったことないよー。
天蓋までついてるーお姫サマみたーい。
そして私が着ていた服はいずこにー?
いつのまにか裾の長い服になってるよー。
しかもべらぼー高そうな。
あはは、マジで私囚われのお姫サマか?
似合わねー。
あぁ、これは夢なんだ。
きっと夢だ。
だってありえないもんこんな状況。
うん、そのはずだよ。
そうだ、頬でもつねってみよう。
そうすれば夢から覚めるはずだ。
そう思い腕をあげた途端、ジャラリという音が。
つられて目に入ったものに、私はあんぐりと口を開けてしまった。
それはさぞ滑稽で間抜けな面だっただろう。
……って、今はそれは置いておいて。