年下男子の休み時間

告白

き……聞けたぁ〜。

話題に出すだけでドキドキしたよぉぉ。




結局、彼女の事は分からなかったけど、私は湊と仲良くしてる方なんだ！


なんか、それが分かっただけでも期待しちゃう。


私、湊の特別かな……？




私は帰りのHRの時間まで悩んでいた。



「 早苗？……おい！早苗！！！」



「 え！？」




考え込んでいて康太の声に気づかなかった。



「 え、じゃねーよ！明日からテスト期間だから机の中は空にして帰るんだぞ？」



「 あ！そっか、、」



「 話聞いとけよな」



「 ごめん、教えてくれてありがとう！」



「 なんか、お前、元気ない？なんかあるなら言えよな。付き合うから…」



「 大丈夫だよ！ありがとうね、康太」



「 ……おー。」