新撰組と神の護り手伝説

鏡の向こうの世界はどうなってる?


事件を経て屯所に戻って来て、いつも通りの時間も戻って来た。



永「グスッ、それでな、あの時気づいたらみんな俺と原田を忘れて、出発してたんだよ…。」


『いや、忘れてたわけでは、ない。置いていった、のだ!』


原「え、本当?なにそれ聞いてねぇ…よ!」


竹刀がぶつかり合いミシッと音が鳴る。



僕の妖気はだいぶ戻って来たおかげで、今は人間の姿に耳と尻尾が付いているのみになっている。しかし、完全な人間にはなれていないのでずっと非番状態だ。



要は暇なのでこの男達と試合をしているのだ。



こちらは半妖でいつもより5割り増しの力なので2対1のハンデがあるが

『正直楽勝だな!はい一本〜。』

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