この想い【完結】
どんな姿になろうとも、君は君。
たとえ君が生まれ変わろうとも…。

僕は君を見つけることができる。


君のその弱弱しい瞳と、愛らしくて全ての異性を虜にできる笑顔…
それはいつまで経っても、変わらずに輝いている。


きっと、君は僕を知らないだろう。
名前や…声すら…
知らないさ。いや、知ってるはずがない。


僕と君は離れ過ぎている。
会話もできなきゃ、顔も見れない。

そんな状況だから、僕はこの…もどかしい、あやふやな想いを
伝えたいんだ。

恋文じゃあ、君は見てくれない。

だから…だから…
言葉で…体で…声で…仕草で…伝えたい。

切なくて理想と期待と不安でこんがらがった気持ちを上手く表現したい。


でも、緊張して伝えられず迷惑をかけるかもしれないが、許して欲しい。
だけど…君の事を愛してることに変わりはない。
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