この想い【完結】
君に嫌われるなら、僕はこの喉を切り裂くだろう。
君に嫌われるなら、僕は生きてる意味など無いんだ。


君が全て。君が僕の人生。


大切な物は躊躇なく君…と言える。


僕のこと知らない君は、周りの友達と無邪気に遊んでる。
きっと、僕のことなんか頭の中にこれっぽっちも無いんだろうな。


君と出逢ったのは、今も覚えている。

花が全て温かい春まで眠りにつき、空から夢の白い結晶が舞い降りる季節に…

僕は君と出逢った。

花と逢えない淋しさ。
動物と遊べない寂しさ。
また逢える期待。


空から降る結晶に心を凍らせて…君は

涙を流してた。


初めて君の居る城に入れて浮かれてた時に見てしまった…


君の弱さと優しさ。
そして…美しさ。


その時、初めて心から綺麗と言える人に出会えた気がする。
その…君の綺麗な頬を伝っていく雫と
本当に君の悲しそうな笑顔に…

僕は恋をした。
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