恋に一番近くて遠い君
声が聞こえて、俯いてた顔をあげると学ランを着た男の子が眉を下げて聞いてきた。


その時は本当に気分が悪かったから迷惑かもって思ったけど素直に言った。



「.....電車に.....酔って、少し気分が悪いだけです.....。」



すると男の子は急に席を立って


「ここ座りなよ。」


え.....、でもさっきまで座ってたのに...。


さすがに申し訳ないと思い、どう断ろうか考えていたとき


「ほら、座りなって。」



男の子に腕を優しく引っ張られ半ば強制的に男の子が空けた席に座らされた。


ほんとに申し訳なくて俯いてたら

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