後輩くんが愛おしくてたまりません。










あれから、城内くんの笑いが収まるのを待って、勉強を始めた。



「あの…すいません、数学教えてもらっても良いですか?」



始めて数分、イキナリ声をかけられた。



数学?どこの部分かな、と開いている教科書を見ると




キターっ!



イブと範囲同じじゃん!



昨日復習したから、完璧!




「ここはね…まず中学で習った因数分解をすれば良いの」




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