てめぇーの地獄
ノドが 乾いてしょうがない
長瀬は、気を 失ってた。
なぜか?電車の長椅子に 腰かけていた。

あんなに混雑してたのに 人々は まばらで 椅子に座る長瀬の 周りにも 人は いなかった。

スピードが 緩み 電車は 駅の ホームに 滑り込む


長瀬の 横に いつの間にか 電車の車掌らしき人が 現れた・・・

長瀬の肩に手をあて ゆり起こす。

かなり揺らしても・・・起きない!?

車掌は 頭に来たのか?
顔を のぞきこみ 足で こずきだした!!

「だーれだ!? こぉらぁ!!!!」

車掌と 顔を 合わせた!!長瀬が ガンを とばすが・・・
車掌の 反応がない・・・ 反応どころか 生きてる感じさえない!!


電車が 完全に停車して ドアが 開く・・・

車掌は 長瀬を 抱き上げ 出口に誘導する

「なんだ!! このやろ! はなせ・・・」

長瀬の 力でも 抵抗できない・・・
簡単にホームに 放り出された。



電車は ドアが ・プュッシュウー と閉まり また走り出した!!


「ここは どこだぁーーん!!」

長瀬が 吠える!!

辺りに 見覚えが ない!!どこか 前に来たような 気が・・・する。

しかし・・・喉が乾いてしょうがない・・・・・・
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