あたしと彼は添い寝ふれんど。
幼なじみの彼とは織姫と彦星みたいな関係です。


今日は2か月に1度の日。
今回は4日間。

だからあたしは学校を休んで彼の所へ行く。








『結依ちゃんの事は娘のように思ってるんだけど……价が結依ちゃんの影響で違う道にそれるのは嫌なのよ……
結依ちゃん本当にごめんなさい』








幼なじみなのに、会うことも許されない、

まるで織姫と彦星の様なあたし達。


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「結依!!」


10メートルほど離れた彼はあたしを見るなりパーっと笑顔になり駆け足であたしに歩み寄る。


「ちょっと价こけるよ~」

「こけねーよ!それより結依どっか遊びいくか?」

「ううん。せっかくなんだからゆっくりしたい」



4日経ったらまた会えなくなるんだから。
だからせめてこの時間だけはゆっくりしたい。

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