あたしと彼は添い寝ふれんど。

「やっぱり价のベッドは大きいね」


多分wベッドの大きさはある。

そういえば、黒田くんのベッドは小さかったな。
2人入ったらもうきつきつだったよ。



クスッ



「え?結依?」

「なに?」

「いや、急に笑ったからなんだろーなって思って」

「え、そう?ちょっと思いだし笑いしただけだよ」



今度莉緒のに話してあげよう。
价にはいいや。
价に話したところで黒田くんの事知らないだろうし。



その日は久しぶりの价とゆうこともあってあんまり深くは眠れなかった。

隣で気持ちよさそうに眠る价を見ながら思い出すのは黒田くんのこと。


黒田くんとの思い出なんてないのに、
不思議だね。


不思議と黒田くんのことで頭がいっぱいになって、
気づいたら深い眠りについていた。


< 69 / 103 >

この作品をシェア

pagetop