あたしと彼は添い寝ふれんど。

伊勢崎くんはどうていいや。


「じゃあ結依また明日ね」

「え、あうん。大貴兄とデート楽しんでね」


莉緒はニコッと微笑んで先にファミレスを出ていった。

席を立ってすぐに電話してるみたいだったから多分大貴兄だろう。


「んじゃ俺もいくわ~
結依ちゃんまたね~♪」

「……さよなら」


嵐のように去ってしまい残されたあたしと黒田くんもぼちぼちとファミレスを出て、
今回で3回目になるであろう黒田くんの家へとむかった。



< 83 / 103 >

この作品をシェア

pagetop