あたしと彼は添い寝ふれんど。
彼はあたしを知っていました。

黒田くんの部屋に上がって適当に腰をおろす。

黒田くんはリビングに寄っていてまだ来る気配はない。



やっぱり不思議。
黒田くんの部屋の匂い凄く安心する。
多分、幼なじみの价よりも黒田くんと過ごす方がゆっくり眠れて安心度が強い。


あたし……やっぱり黒田くんと会ったことあるのかな?



なんて思ってると黒田くんが来た。


「……え?な、なにそれ…」


手に持ちきれないくらいのお菓子やケーキを持って。


「ん?お菓子とケーキとからあげにぽてと。こんなもんしかなかった」


こんなもんしかって…すごいよその量。
黒田くん、そんなにお腹すいてるのかな?

そういえばファミレスでコーヒー飲んでただけだっけ?


「黒田くん意外と大食い?」

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