女子高生ヒーロー、IN幕末なり。

「団子!くれるのは嬉しいんですけど、与え方ってもんがあってですね!!突っ込むのはどうかと思います!!窒息するかと思いましたよ!?」

沖田さんは意味が分からないように数秒固まっていたけど、やがて、どんどん頬を赤く染めてあたしから顔を背けた。

「えっ、あの、沖田さん??」

「…僕、あんまり人と近くで接する機会ないから、こういうの慣れてないんだよね…。ごめんね?苦しかった…よね?」

おずおずとあたしの顔を覗き込んでくる沖田さん。
その瞳には、心配そうな色が宿っていた。

おっ、沖田さんが、、、デレただと!?

えっ、何この「しょぼーん」状態の沖田さん!!

……か、可愛い。((

なんだかかわいそうなくらい凹んでいて、思わずあたしは沖田さんの頭を撫でてしまった。

「っな!ひかりちゃん…!!///」

えっ!?
頭撫でられてこの反応!?

えっ……

意外過ぎる。

案外ピュアボーイなのね、彼は。。。
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