ビターな僕の甘いレディ



「なーつきくーん、入るよー♪」



そんな声とともにテンション高めの勇雅が部屋に入って来る。



そして



「どー?反省文進んでる?」



なんて他人事のように言いながら、オレの後ろにあったイスに腰掛けて携帯を開いた。



「…あれ?携帯、持ち検で取られたんじゃなかったの?」



「うん。だけど、たえちゃんに頼んで内緒で返してもらった♪」



「勇雅、たえちゃんのお気に入りだもんね。」





たえちゃんっていうのは、顔のいい男子生徒が大好きなおばちゃん先生。




たえちゃんの中でも勇雅は特にお気に入りで。



何か勇雅となら人生をやり直してもいいらしい。







< 67 / 132 >

この作品をシェア

pagetop