ビターな僕の甘いレディ



二人でそのままくだらない会話をしていると



――コンコン



って窓に何回も投げつけられてる小石。



ちょっと原始的な気もするけど、とりあえず窓を開けた。




すると外ではヤマトたちが暇そうにオレらを見上げながら



「勇雅ー…お前抜けたらつまんねーよ。夏生も反省文なんか書いてねーで遊ぼうぜー!!」



って誘う。



オレだって反省文よりか野球がしてぇけど、部屋の外に担任いるから抜け出せないんだって!!



「あー…オレはまだ無理だから勇雅と遊んでてよ。」


申し訳なさそうに言ったオレの一言に勇雅も続く。




「オレも疲れたし。どうせオレが強すぎて話になんねーだろ?」



「勇ー雅ー…」



「ちなみに、オレどっちかっていうとサッカー派だから♪」




それだけ言うと勇雅はとっとと窓を閉めて、さっきと同じように携帯の画面に視線を戻した。









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