ヘタレな俺の恋

頑張ってみようと思います!

ギスギスした、食事が終わり

順番に風呂に入る

先に入った佐山と俺が居間にいる


佐「お前らが、まともに会話してなかったのが、よくわかるわ」

俺「ずっと、結を避けてたんだ」

佐「だろうな…
森重…大切な物を失ってからじゃ遅い!
まだ、手の届く所にいるんだから
努力しろ!みっともなくても
足掻いて、ちゃんと捕まえろ!
二股に気づいてから、1年間もお前を
諦めなかったような女だそ!?
しっかりしろ!!」

俺「頑張ってみる……」


何したらいんだ?





ピリリリリリ ピリリリリリ




隣の部屋から結の携帯がなった

丁度、お風呂から上がった結が電話に出る

「もしもし、こんばんは!
はい!七瀬です!
はい!明日ですね?はい!はい!
では、明日、15時に!
はい!失礼します!」


スーー


襖が開いた


結「ねぇ?
K大って誰か行ったっけ?」

佐「森田」

結「あぁ、恭ちゃんか!
明日、K大の教授がくるみたいで
朝、帰らなきゃいけなくなった!」


ピリリリリリ


結「もしもし!
今、四国なので… は?
バカですか?
実家です!
帰れますから、ご心配なく!
うるさい!バカ!
はい!また明日!!」

はぁーっと息を吐いた

佐「誰?」

結「最初のが教授
次のが、先輩で会社の社長さん
食事の誘いだったんだけど
薫みたいに、あたしを弄るのよ!
お遍路か?失恋か?添い寝しようか?
って…変態なのよ!
迎えにいこうかのあとは、愛してる
とか、言うし……」

佐「ちょっと待て!!
俺は、弄ってる訳じゃねぇ!!
至って本気だぞ!!
ジョークと思ってたのか?」

結「へ? ……違うの? え?」

俺「ぷはっ!!マジかよ!?」

結「え?/////どうゆうこと?」

スー

婆「寝るよ!!」

結「はぁーい!」

逃げるように
結は、お婆さんの部屋で寝るためついて行った

俺らも客間に布団を敷いて、横になった

俺「佐山になびかないのが、不思議だったけど……謎が解けたな!」

佐「どうりで扱い悪いはずだ!」

俺「結とのこと…聞いた」

佐「言い訳はしねぇ」
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