ヘタレな俺の恋

余計なことを言ってしまいます!

お婆さんの提案で、皆でこの家に泊まることになった

お婆さんのおかげで、すっかり落ち着いた





結とお婆さんが作った夕食を食べている


佐「結…俺とつき合うか?」

結「遠慮します!」

婆「馬鹿だね……」

佐「クソ婆さん!!」

婆「クソ孫!!」

結「ハイハイ!うるさい!!」

俺「佐山…ガキみてぇ」

結「そうなの!!ほんと、うるさい!!」

婆「これが、先生だから…心配で」

結「大丈夫!子供のがしっかりしてる!」

佐「お前なぁ……」

俺「俺ら、優秀だったもんな!」

結「うんうん!」

佐「心配かけることで、優秀だったもんな?」

結「薫、いつでも助けてくれたね!」

佐「惚れた弱味だ!!」

婆「あんたっ!!こんな若い子に手出ししてないだろうね!?」

佐「結は、特別なんだ!!」

結「……恥ずかしくないの?」

佐「みっともないけど、結が好きだし?
卒業してもうすぐ2年か?
早いなぁ~」

俺「佐山だったら、よかったかな…」

結「薫なら、ほったらかしにしないで
そばにいてくれただろうね?
でも、好きになったのが、浩一くんだったんだから…
そういうの、やめてくれる?
遠回しに、あたしとつき合ったこと
後悔してるみたいに聞こえるから!!

してるか……してるよね……」



俺「してねぇよ!!」


和みかけた雰囲気も、俺のせいで崩れた
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