闘争少女【前編】完

17.その少女、前触




ジリジリ___

ミーンミンミンミン___



夏休みも残すところ後2日…

シロ達と行ったプールの
あの日からもう2週間も経っていた



そんな今日
イスズは学校の最寄り駅で1人佇んでいた




『はぁ…( まだかな… )』



時刻は11時を過ぎようとしているところ
駅前では沢山の人で賑わい、行き交っている




『待ち合わせ時間過ぎてるし…』




いつもの長い髪は
暑いせいか二つ結びの三つ編みにされ
シンプルなグレーのティシャツに
その上から羽織る色味のある
チェックシャツを着
下はチノスカートを履いて
靴はスニーカーとゆう
動きやすカジュアルな服装のイスズの姿



どうやら誰かと待ち合わせをしているようだ




トントン__



誰かに肩を叩かれ後ろを振り返る……

すると
「よ、わりぃ…遅れて…」
と、そこにはいつものシロの姿ではなく
漆黒の髪のシロの姿だった



Vネックの緩い白の無地ティシャツの
上にカーキ色のシャツを羽織り
下は黒のストレートパンツを履いている





『……お…遅いぞ!暑いし喉が乾いた』


「はいはい、わ〜たよ
飲みモンぐらいご馳走してやるっての」


『だったらさっさと行くぞ……』


「はいはい…
って、お前どこ行くか知らねーだろ」



スタスタ駅のホームへと
イスズは足を進ませる
だが、シロのその言葉に足が止まり
”あ…”と我に帰る



そしてまたシロのいる方に逆戻りする




『//っど…どこに、行くんだ』


「……ははは(笑)
そんな慌てんなよ、ほらこっち」




少し面白そうに笑い
イスズの頭を優しくポンポンし
駅のホームへと歩き出し、誘導する




続いてイスズも小走りでシロの後を着いていき



2人は電車に乗った__

< 213 / 300 >

この作品をシェア

pagetop