パラサイト・ラブ




「アンケートよろしくお願いします」



女子学生を中心に声をかける。予想通りここの女子学生はレベルが高い。


右を見ても左を見てもオシャレな子達ばかり。私立大に通いながら洋服やバックにお金を使えるなんて、よほど家庭が裕福なのだろう。


羨ましいなとのん気に思っていた私の目に飛び込んで来たのは、今朝ベッドから私を見送った男の姿。


まさか…ここの大学だったとは。
てっきり苦学生だとばかり思っていたから海里の意外な一面に驚きしかなかった。


そしてふと彼の隣を見れば、これまた極上に可愛い女子と並んで歩いている。笑いあってる2人は誰が見てもお似合いで非の打ち所がない。


彼女がいて、さらに私大に通えるぐらい裕福なら私に寄生してる意味があるのだろうか。海里の考えている事がよく分からない。


あぁ…なんか見なきゃ良かったかも。





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