パラサイト・ラブ
私が帰宅するとすでに海里はリビングでくつろいでいた。
テーブルには2人分の晩御飯が用意されていたので今日のバイトは休みなのだろう。どちらからともなくテーブルに座り食べ始める。
「今日の昼、海里を見たわ。あそこの大学だったのね」
「あぁ…見たんだ。声かけてくれれば良かったのに」
「仕事中だったもの」
「そっか…別に隠してたわけじゃないよ。美蘭も聞いてこないし言わなかっただけ」
「そうね別に興味ないわ。でもついでに言わせてもらえば、あんな可愛い彼女が居るならここにいなくてもいいんじゃないの?」
「……」
あらら、黙っちゃった。言い過ぎた?
でも思った事を言ったまでで私は悪くない。