パラサイト・ラブ




翌朝、目は腫れてるし同室の皆さんは変な目で見てくるしで、時間通りに来た菅田と一緒にそそくさと病室を出て看護師さん達に挨拶をし病院を後にした。


結局、海里とは会えなかった。でもこれでいい。もう彼と会ってはいけない。


菅田は車で私をマンションまで送り届け、さらに部屋まで荷物を運んでくれた。道中、私に元気がないのを察してか口数も少なかったように思う。



「今日はありがとう。コーヒーでも煎れるね」

「笹本の役に立てるなら大歓迎さ」

「またそんな事ばかり。明日からの仕事が怖いなぁ」

「俺は本気だよ。いつでもお前の側にいて役に立ちたいと思ってる」



ガタッと音がしたと思ったら菅田はすぐ後ろまで来ていて私を後ろから抱き締めた。





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