パラサイト・ラブ
「海里。菅田と話がしたいの。だから今日は帰って」
「美蘭っ…」
悔しそうな表情を見せる海里を置き去りにし玄関を閉めた。部屋に戻りコーヒーを煎れ直し菅田と向き合って座る。
「話ってなに?嬉しい話なら大歓迎だよ」
「菅田。私と海里の関係はどう見える?」
「ま、元カレってとこかな」
「そうね。他人にはそう見えるかも。でも実際はもっと汚らわしいものなの」
「なんだよそれ」
私はこれまでの海里との経緯を洗いざらい話した。恋人に裏切られ若い男の肉体に寄生するまでの生き方を。
私の本当の姿はこんなもの。菅田が相手にしていいような女じゃない。だからどうか私を侮辱して。